2011年1月16日日曜日

さむいひ

あさから、つぶは大きくないのだが、雪が降りつづいている。

わたしの大切な喫煙所であるベランダが、降る雪に浸食されてゆく。

ベランダの半分ほどに雪がつもってきた。タバコを吸うときにすわるイス(お風呂のイスみたいなん))のうえにも、雪がうっすらとのっている。

タバコを吸いにベランダに出たが、寒くてふつうにイスにすわる気にならんかった。
イスのうえの雪をぱっぱとはらって、イスのうえに立ち、そこにひざを抱えてしゃがみこんで、タバコを吸った。枝にとまった小鳥のようにまるくなって。

「そこまでして、タバコ吸いたいんかい」(息子)

「そうです」(わたし)

吹雪いてきたら、ベランダに出られんようになる。
そういう時は、ベランダ前のろうかに足を投げ出してすわって、右上半身だけ窓の外に出してタバコを吸う。時にはコートも着る。

さぶい時季は、いそいでタバコを吸うので、タバコの味が、カラくなる。

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