2012年2月12日日曜日

あぁ 教祖さま

 土曜日の午后、お茶をしていた。

 妻が、「お茶(おやつ)にするよ」とゆうと。
 家族全員が、大きめのちゃぶ台に集まってくる。この日は息子の友人も来ていた。りちぎにお茶菓子まで用意して持ってきた。

 ちゃぶ台を、息子、その友人、妻、娘、自分が囲んで、コーヒーやジュースを飲みながら菓子やドーナツを食べている。
 ふしぎな光景であるが、息子の友人もぜんぜん馴染んでるし、うちら一家も息子の友人が来てるからと遠慮することはない。
 息子らは、もう高校生なんじゃけど。

 テレビはつけっぱなしで、Wiiのニンテンドーチャンネルか何かを流していた。

 息子の友人が3DSに、"バイオハザード"の体験版を入れてるとの話になり、宣伝の映像を見てみよう、ゆうことになった。

 闇にまぎれて、特殊部隊とおぼしきチームがボートで、客船だか貨物船だか、でっかい船にこぎよせてゆく。
 船ん中には、ガスマスクで顔をおおったなぞの人物がいて、なにやらろうろうと語っていた。

 "バイオハザード"って、アンデッド(ゾンビ)を殺戮したりされたりするゲームと思ってたが、ガスマスクの人物は、どーみても知的レベルの高い人間だった。なんじゃ?

 ちゃぶ台のポテチに目をもどして、子どもらと競うようにむさぼり食う。ボウルに盛られたポテトチップが、すごいいきおいで減っていた。

 ふと目をあげると、ガスマスクのおっさんはまだなにやら語っている。
 と、ガスマスクに手をかけて、はぎとった。その顔を見た瞬間。

 「スティーブ・ジョブスだ!」

 と、自分が叫ぶと。

 「いや、ちがうて」

 息子と友人が、ばっとこっちを振り返って言った。

 妻と娘は…、まったく無反応だった。知らんのか?

0 件のコメント:

コメントを投稿