2012年2月16日木曜日

おやじ 電球を交換すること

 まえまえから不安に思ってたことが、現実になった。

 床から4mはかるく超えると思われる、階段とこの天井の電球が切れた。

 ただの白熱電球(クリプトン球)なんで、この10年近くよくもったもんだと思うが、切れたときにどうやって交換しようかとつねづね不安に思っていた。

 ただ高さが高いだけでなくて、階段の吹き抜けがあったり、壁にあたる部分がガラスだったりと、あまりにむずそうなんで、電球換えるためだけに業者に頼まんといけんかも、と考えていた。

 いざ切れると根性がすわって、自分で換えようと考えはじめた。

 娘に、「どうやって換えるん?」と聞かれたので。

 「知恵と勇気」

 と、答えた。

 妻はびびってパニックになるだけなんであてにせんで、息子が帰ってから作業することにした。

 息子が帰って、いざ、作業開始。ロフト用のはしごを持ってきた。
 家族全員が集まってきた。一大イベントである。

 「ナニヲスルンダ」、「アブナイカラヤメロ」と、妻がひゃあひゃあ横で言ってるのを無視して、はしごのここに足をかけろだの、むこうに押すように持ってろだの息子に指示して、自分ははしごを登り始める。

 はしごは壁にきちんとたてかけてるのではなくて、真ん中へんで壁からのでっぱりにたてかけてある。上半分は宙に浮いている。一応考えて、ほぼ垂直にはしごをたてたが、ようするにシーソー状態。

 支点、力点、作用点。

 自分よりはるかに体重の軽い息子が力点で、はしごのてっぺんの作用点にメタボおやじの自分が登っている。そりゃあ…、あぶない。

 はしごの足が床から浮いたら、もう"終了"である。へたしたら、床でなくて階段の方に落ちて、蒲田行進曲よろしく"階段落ち"。病院行きだわ。

 かけた足にしっかり力入れとけい、と息子に指示出すが、実際はぐらぐら。
 電球にはさいわい手が届いたが、はずす間もはめる間もこわいっちゅうもんじゃない。床に足がつくまでびびりどおしだった。
 その間中、したで妻もはしごを持ってたが、始終なにかひゃあひゃあと叫んでいる。娘は、はい電球、はい切れた電球、とできのいい看護士のようにしたから受け渡しをしてくれた。無言で。

 ぶじケガなく作業は終了。はしごをもとのロフトに引っ掛けた。

  娘に、「よう登れるねえ。こわくないん?」と聞かれたので、めちゃこわい、けど工夫して、覚悟したらできる、とかっこつけて言っといた。
 ほんとは、覚悟ゆうより、あきらめる、ゆう感じじゃけど。

 そこの天井の電球はのこり二つ。あまり時間差なく、ほかのもそろそろ切れると思われる。
 二つとも、高さだけでなく壁とかの状況がおなじく厳しい。ますますヤバイかも。

 さて、どうしたもんやら。

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