2012年2月25日土曜日

オレの前に立つんじゃない(後ろぢゃないよ)

家にひとりきり。ぶーかぶーか、掃除機をかけていた。

 息子が帰ってきた。

 いっしょうけんめい語りはじめた。正面に立って。

 がーがー掃除機をかけてるまん前に立って、しゃべりつづける。
 ものすごい、じゃま。

 ときどき手で、しっしっ(どけ)と合図してどかせては掃除機をかけ続ける。

 180度むきをかえて、反対側をかけはじめると、やっぱり回りこんで正面に来る。

 ひと部屋終わって、となりの部屋の半分ばかり掃除が終わるまで、"しっしっ"は続いた。
 息子は満足したのか、上の部屋にあがって行った。

 しばらくして、妻が帰ってきた。

 またまっ正面に立って、しゃべりはじめる。しゃべり続ける。

 「掃除機かけよるじゃろ。正面に立つなっちゅうに。」

 これは遺伝か、遺伝なのか? それともイエの文化なのか。 はたまた、ユング先生のおっしゃっていた、"文化の遺伝"なのか?

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