2012年11月23日金曜日

カボチャの馬車


 交差点を曲がったときとか、横Gがかかったときに、ブレーキの警告灯がパカパカっとつくことがあった。めったに点灯するようなランプじゃないんで、クルマをクルマ屋さんにみてもらうことにした。

 サイドブレーキ引いてもブレーキの警告灯がつかない仕様なんで、なんの警告灯かじつは知らなんだ。水温計だのオイルの警告灯だのはいつも気にしてたんじゃけど。

 で見てもらったら予想外に深刻で、左後ろのブレーキシリンダがいかれてるらしいとのこと。そりゃ危険ですわ、ゆうことで緊急入院になった。

 急なことだったんで代車が軽四しかないんです、ゆわれたが、軽の代車なんだから軽でもちろんオッケーと言った。じゃあクルマをまえに回しますからといってサービスの兄ちゃんは出て行った。

 さあどうぞ、ゆわれてカバン持って店の外に出ると、まさかこれじゃなかろうなっちゅうクルマが店の正面にとめられている。サーモンピンクゆうかピンクゴールドゆうか、とにかくそんなボディの色に、シルバーのパーツがあしらわれている。まじで? まじでこれ? いやーんかわいい、ちゅうこのクルマに、わしに乗れってか?

 わしゃあ、お姫様じゃあないっちゅうにと思いながら運転して帰った。内装も外観にふさわしいプリチィなデザインと色に統一されとった。

 このクルマで通勤するかと思うとげんなりする。同僚にネタを提供しとるようなもんだわ。ちゅうか、体をはって笑いを取りにいっとるように思われそうだ。

 あと何日これに乗らんにゃあいけんのんじゃろうか? はやく補修パーツが届いてほしい。

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