2011年11月12日土曜日

”純正”の”専用工具”とは

車のタイヤサイドにびきびきとひびが入っていたので、近所のガソリンスタンドでタイヤ交換をお願いした。

待合室でゆっくり待つべ、と思ってたばこ1本吸ったところでトラブル発生。
店員さんが待合室にかけこんで来た。

出てみると、うちのちびっこ車を、スタッフ全員が取り囲んでいた。

ホイルナットのキャップをはずす、専用工具がないかとのこと。
見れば安っちいプレスのナットもどきがかぶさっている。で、これがカタカタ動くくせに、どうやってもはずれない。

トランクから、”専用工具”とやらはすぐに見つかった。

取り説まで引っ張り出して確認したが、その方法は、安っちいプラ製の専用工具とやらを押し込んで、力まかせに引っこ抜くというもの。

やってみると、不安は的中。

たったひとつのキャップもはずせないままに、メーカ”純正”の”専用工具”は、全部のツメがメリメリと削れてしまった。まあ、素敵!

近郊の複数の他店舗に問い合わせまでしてくれたが、”専用工具”とやらは置いてなかった。でこでも、”無理やり”、”やさしく”はずしているらしい。

けっきょく、無理やりにタイヤは交換してもらったが、ずいぶん手間がかかってた。
おまけにお店の不手際でもないのに、「お待たせしたおわび」ゆうて箱ティッシュを山ほどもらってしまった。なんか…、もうしわけない。

ホームページでさがすと、”専用工具”を通販してくれてるお店があった。
”プラスチック製の為耐久性は高くありません”、”消耗品的要素があります”と、とてもていねいな商品説明がしてあった。

おっしゃるとおりでございます。

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